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 ヴィクティウスが唸りだした瞬間、頭の中に複数の声が聞こえた。
 あまりにも速くて、多くて、複雑で、聞き取ることはできないが、悲しみが、怒りが、絶望が、心に押し寄せてくる様だった。それらは苦痛となり、“響いて”くる。
 皆が崩れていく中、1人だけ立っている者がいた。
 その者は悠然と、笑みを浮かべて言う。

「俺は半分だから、それは通じない。残念だったな」

 行動に出た彼は、次の瞬間、全て終わらせていた



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